若年性鬱が流行っている
こんにちは!
今日は、若者のうつ病に対しての栄養について、お話ししていきたいと思います。
わずか8年間で、若者のうつ病のリスクは1.63倍に急増しています。
そんな若者に対しての食事方法について、本日はお話ししていきます!
安物は食べるな
今回は、2019年10月9日に、PLoS Oneに掲載された、マッコーリー大学の研究を参考にしています。
この研究では17歳~35歳、うつ病の若者を対象に、3週間『普通食』グループと『加工食品を減らし、果物、野菜、魚、オリーブオイルを積極的に取る』グループでそれぞれうつ病の症状の差を比較した研究です。
その結果、『加工食品を減らし、果物、野菜、魚、オリーブオイルを積極的に取る』グループの方は、うつ病スコアが大幅に改善され、不安とストレスも軽減したと報告されています。
3週間で大きく結果が分かれ、即効性があることが凄いですよね!
安い食べ物は、安く売るための工夫として、加工されていたり添加物が使用されていたり、保存が効くように悪い油を使用していたりします。
安い食べ物を買う傾向にある低所得の地域の方が、疾患率が高かったり医療費が多くかかっている事実があります。
『安い物にはワケがある』という言葉は実際にあります。食べるものからしっかりお金をかけ、医療費を削減する方が、コスパは間違いなく良いでしょう。
なぜ食習慣でうつ病が軽減するのか
結論から言うと、現時点で分かっているのは、炎症によるものです。
最近は『うつ病の原因は体の炎症によるものではないのか!?』という説が有力となってきています。
加工食品をとると炎症はおこりやすく、野菜や魚の脂など食物繊維や良質な脂を取ることで炎症を緩和しやすくなります。
食習慣を変えたことによって、炎症が緩和したことにより、うつ病症状が改善したのだと思われます。
ストレスの多い方は、少し食事も気を付けてみてはいかがでしょうか??
また、色々情報発信をしていきたいと思います!