痩せるための食事回数って!?
痩せるためには食事回数を増やした方が良いという情報や、ボディビルダーの減量は1日に6回や8回だと聞くことがあるかもしれません。
実際に食事回数で痩せやすさって変わるの?
というお話を今回はしていきます。
食事回数で代謝は変わる?
1日1食にすると生命を維持する反応として、飢餓状態と脳が判断し、代謝(消費カロリー)を下げて痩せづらくなる。という意見もあります。
しかし、実際の答えは「変わらない」ということです。
2013年コロラド大学の研究によると、食事回数を変えても、消費カロリーや脂肪燃焼効果には差が生まれなかったとの報告があります。
実際は、食事回数を変えても痩せやすさに差はないということですね!
食事回数が少ないと、筋肉は落ちる?
食事回数が減り、空腹の時間が多くなると、筋肉が分解されて代謝が落ちるため「1日6食など多くの食事回数が必要だ」と聞いたことがある人も多くいるかと思います。
しかし、こちらもまた、実際には「変わらない」が今の所の答えです。
2007年ベルツヴィル人間栄養研究センターの研究によると、食事回数を変えても除脂肪体重(脂肪を除いた筋肉などの体重量)の差はみられなかったと、報告がされています。
結局どちらがいいのか?
結論、自分の生活や目的に合わせた食生活で良いと思います。
私自身、約14時間断食をしていますし、食べない時間がすごく長く、従来の考え方ではかなり筋肉が分解される状況かと思います。
さらに、2013年コロラド大学の研究によると、食事回数が3回の時と比較し、6回の時の方が空腹感や飢餓感は強く、食べたいという欲求が強くなったとの報告があります。
実際に私も大会のための食事で、食事回数を増やす食生活を行ったことがありましたが、空腹感は強くありました。
その他にも14時間断食の理由は、腸内環境を整えるためだとか、仕事仲間との食事や飲み会を楽しみためだとか、いろいろありますが、みなさんも是非、自分の生活に合わせて、食事回数を決めてみてください!