自己中は自己肯定感を下げる
今日は「自信をつける目標設定」というお話をしたいと思います。
皆さんは自分に自信を持てていますか?
失敗などすると「やっぱり、自分てダメだな~」と自信を喪失してしまうことが多いかと思います。
そんなあなたに、少しでも自信を付けれる習慣のお話しをしたいと思います!
目標設定の仕方と結果の違い
今回は2017年9月Journal of Clinical Psychologyに掲載された、シアトルパシフィック大学の研究を参考にしています。
この研究は47人の男女を対象にし、みんな自信があまり持てない(不安症やうつ傾向)方に対して行った研究です。
対象者を2グループに分けて、片方のグループは「自分中心の目標設定」もう片方のグループは「他人に貢献する目標設定」を立てて、その目標に対して6週間過ごした研究です。
【自分中心の目標設定】
かっこよくなる、かわいくなる、自分の弱点を克服する、もっと知識をつけて賢くなるなど
【他人に貢献する目標設定】
皆が困っていることをやる、落ち込んでいる人を励ます、皆が喜ぶことをやるなど
このように、対象者に目標設定をさせました。
結果は「自分中心の目標設定」をしたグループは、人間関係でトラブルを起こしたり、自信を喪失する方が多く、「他人に貢献する目標設定」をしたグループは、人間関係のトラブルは起こりにくく、自信がついたと報告されています。
さらにこの研究では、対象者の周囲の人にも対象者の変化をインタビューしたところ、他人から見ても、人間関係とメンタルが改善し、より自信を持っている姿になったと話されています。
やはり人は、共同体生物の遺伝子が根付いているので、人のために行動するということが自信につながるようですね。
目標設定の仕方
上記の結果からも、今ある目標を自分だけの目標から、他人を含めての目標にしてみてはいかがでしょうか?
例えば、
「自分は健康でいる」
それは、家族を支えて、家族と幸せになるために
「かっこよく、きれいに」
かっこよく、きれいだと、家族が喜ぶから
「自分は勉強し、賢くなる」
勉強し、成長し、困っている方々の問題解決ができるように
こんな感じで、今ある自分のだけの目標に他人も巻き込んでみてはいかがでしょうか?
きっと少しずつ自信が持てるようになってくると思います!