ダイエットは筋トレ?
今日は筋トレとダイエットの関係についてお話ししたいと思います。
ダイエットというと、ランニングなどの有酸素運動をイメージする方も多いと思いますが、実は筋トレもダイエットにはかなりおすすめです。
ダイエットで有酸素運動と筋トレ、どちらかしか行えない場合は、自分は筋トレを間違いなく勧めます。
そこで今回は、なぜ筋トレが良いのかお話ししていきたいと思います。
消費カロリーが増える
2001年5月Obes Res.に掲載された、コロンビア大学の研究によると、筋肉が1㎏増えると一日の消費カロリーが13kcal増えます。
ちなみに、肝臓は180kcal、心臓は400kcal、腎臓は200kcalも増えます。
これを見ると、筋肉をつけても全然痩せないじゃん!?と考える方も多いと思います。
しかし、筋肉が1㎏増えると、心臓、腎臓、肝臓、血液、血管など様々な臓器も2㎏増えます。
その結果除脂肪体重が1㎏増えると、50~70kcal増えると言われています。
ちなみに私(アドバイザーの葭原)は大学生の一番痩せているときより、除脂肪体重が20㎏近く増加していますが、大学の頃と比較すると1000kcalも余計に食べても太らない体になりました。
除脂肪体重を増やすことにより、消費カロリーが増えるんですね。
EPOCによる効果とは?
EPOC :Excess Post-Exercise Oxygen Consumptionとは運動後過剰酸素消費量といい、筋トレをしたあとの脂肪燃焼効果が高まった状態の事を言います。
この効果は24時間ほど継続し、一回で約127kcal消費量を増やしてくれます。
運動後は、何もしなくても消費カロリーが増えるということです。
脂肪分解を促進!
体脂肪を分解する時には、ノルアドレナリンや成長ホルモンなどが必要になります。
成長ホルモンを出すには、主に筋トレなどの無酸素運動の方が成長ホルモンが出やすいと言われています。
また、ノルアドレナリンに関しても高強度の運動の方が出やすいため、筋トレは有効です。
色々な観点で筋トレは痩せやすく、太りづらい身体を作ります。
ダイエットしている方は、是非筋トレをやってみてはいかがでしょうか!