パーソナルトレーナーとしての人生

本日は「パーソナルトレーナーとしての人生とはどんなものか」をお話していきたいと思います。

 

 

まず、トレーナーと言っても何種類かあります。

  • パーソナルトレーナー
  • アスレティックトレーナー(スポーツトレーナー)
  • コンディショニングトレーナー
  • スタジオインストラクター

などが主なトレーナーでしょう。

 

 

その中でもパーソナルトレーナーとは、近年の価格の高騰もあり、平均的な年収では、簡単に支払える値段ではなくなっています。
そういったこともあり、トレーナーの質というのは今後さらに求められます。

 

そして一番の特徴は、2パターンあり、コミット完結型と継続習慣型。

 

コミット完結型では、ダイエットしたい方、もしくはある程度の筋肉量を増やしメリハリをつけたい方が、短期間など期間を定めて集中的に取り組んでいくスタイルとなっています。

 

継続習慣型は、生涯にわたり、健康的な運動や食事を継続し続けて、健康寿命を延ばしたり、さまざまな健康リスクの為の予防に取り組んでいくスタイルがあります。

 

 

どちらにも共通している点は「寄り添い」が重要ということです。
問題を解決していくパートナーとして、時には私生活にまで介入し、運動メニューの処方や、生活スタイルに合った食事指導などが必要です。

 

 

そして一番難しいとされる点が「結果を求められる」ということです。

 

 

他のトレーナーと違い、ほとんどの場合が1対1での対応となり、クライアントとの接触率も格段に増えるため、その分結果も出るでしょ?といった、言ってしまえば「他人任せ」な環境が大手パーソナルトレーニングジムによって築かされてきました。

 

 

実際は英語や漢字の勉強のように、何度もその物事に触れて自分で書いて勉強することで頭に入れることができますが、「ジムに行けば結果が出る」魔法のように思っている方が多いのも現状としてあります。

 

 

ここまでは少しネガティブな内容になってしまいましたが、良いことももちろんたくさんあります。
それは、人の人生を変えるお手伝いができる。ということです。

 

 

人の人生をトレーナーが変えてやったと思うのはおこがましいですが、それに匹敵するくらいの価値があるのは間違いないです。

 

 

私のトレーナー人生で、トレーナーをしてきてよかったなと思ったことがいくつかありますが、その例をひとつ上げます。

 

 

それは、元々うつ病だった方がトレーニングを受けたことによって心もカラダも元気になったことです。

 

 

トレーニング当初は会話もほとんどなく、あっても一問一答な会話。

後々、慣れてきて会話が増えた時に聞いた話によると、トレーニング以前の彼は、トレーニング以外で外に出ることはほとんどなかったそうです。それこそ外に出るのは深夜にパンを買いにコンビニへ行くのみ。それ以外は自宅で過ごし、心もさえない生活を送っていたそうで、トレーニングを重ねるに連れて、徐々にウォーキングを始めてみようとお話をしたり、その距離も500mだったものが1kmになり、2kmになり、ウォーキングがジョギングになり、最終的には10km走り切れるほどになりました。

 

 

また、以前は深夜にパンを買っていた食生活も、日中の運動の為には体内時計を意識したり、食事のタイミングも考えることで、1日5食、食べれるようになりました。するとカラダには活力がみなぎってくるので好循環でしかなかったと彼は語っていました。

 

 

この様に、パーソナルトレーナーには人を変えるお手伝いができる可能性があります。

 

 

私自身も実体験がありますが、もともと劣等感しか感じない自分が自己肯定感を持ち今があるのは、トレーニングのおかげと言っても良いくらいです。

 

 

心もカラダも健康に。

 

 

ありきたりな言葉ですが、そのくらいパーソナルトレーナーは素晴らしく魅力的なお仕事です。

コミュニケーションをとるのが好き!人に喜んでもらいたい!人の為に!

そんな方はパーソナルトレーナーのお仕事も考えてみて下さい!