筋肉に本当に効くサプリ
今回は筋肉をつけるために必須のサプリをご紹介していきます。
最近は色々なサプリがあふれていて、優先順位が分からない方も多いと思います。
そんな方に、信頼性のあるサプリメントをご紹介していきたいと思います。
【クレアチンは絶対に試した方が良い】
トレーニング好きの人なら有名なサプリメントの1つですよね。
クレアチンを摂取することにより、骨格筋内にクレアチンが貯蔵され、骨格筋細胞はクレアチンによって素早くATPを生成することができます。このクレアチンは筋トレなど短時間の運動の時に主に使われるエネルギーであり、瞬発的な筋力増強や疲労回復効果があることで有名ですね。トレーニングパフォーマンスが上がれば、必然と筋肉もついていきますもんね。
他にも色々な面でクレアチンは筋肉を作るのに働いてくれるので細かく説明していきたいと思います。
【ミオスタチンの分泌を抑制する】
ミオスタチンとは:たんぱく質の一種で、筋肉の成長を邪魔する作用をもった物質です。つまり、筋肉を付けたいときはミオスタチンの分泌を抑えることが重要です。
2010年4月Mol Cell Endocrinolに掲載された、アラク大学の研究によると、トレーニングと併用で8週間クレアチンを摂取してもらったところ、ミオスタチンレベルが17%減少したと報告があります。
【コルチゾールの分泌を抑制する】
コルチゾールはストレスホルモンともいわれ、このコルチゾールが多いと筋肉は分解されてしまいます。
2014年Journal of Nutrition and Health Sciencesに掲載された、パラナ大学の研究によるとクレアチンを飲まないグループと比較して飲んだグループの方がコルチゾールの分泌が少なかったと報告されています。
コルチゾールは、老化などにも影響するため、アンチエイジングの予防にもなりそうです。
【テストステロンを増やす】
これは説明しなくてもいいかもしれませんね、筋肉をつけるのに有効なホルモンです。
2011年11月Science & Sportsに掲載された、クルディスタン大学の研究によると1週間クレアチンを摂取することで15%テストステロン値が増加したと報告されています。
【グリコーゲンの貯蔵量の増加】
グリコーゲンも説明不要ですね、筋肉をつけるために必要なエネルギーとなります。
2004年1月Clin Sci(Lond)に掲載されたマーストリヒト大学の研究によると、クレアチンを補給することにより、13.5%グリコーゲンの貯蔵量が増加したと報告されています。
【IGF-1の増加】
IGF-1はインスリン様成長因子といい、筋肉の成長を促す物質です。
2008年8月Int J Sport Nutr Exerc Metabに掲載された、聖フランシスザビエル大学の研究によると、IGF-1は、レジスタンストレーニングに応じて増加し、クレアチンを補給したグループがさらに増加したと報告されています。
次回はクレアチンの筋肉以外のメリットと摂取タイミングについてお話ししていきたいと思います。
(執筆者:robust life代表 葭原祥平 https://robustlife.jp)