甘い飲み物が死亡リスクをあげる
スーパーに行くと色々な甘いジュースが売ってますね。
色々と美味しいものはありますが『太るから気を付けないと』と考える方もいらっしゃると思います。
さらにお伝えすると、健康に悪いかもという情報も出てきたので、ご紹介したいと思います!
ジュースの消費量と死亡率
今回は2019年9月JAMA Internal Medicineに掲載された、アイルランド・ダブリン大学の研究を参考にしています。
451,743人の男女のデータをもとにした、大規模な研究であり「清涼飲料水を一日コップ2杯以上飲む人は、一日コップ一杯以下しか飲まない人と比べて死亡率はどうなるか」という研究です。
ちなみに、コップ一杯は250mℓで計算されています。
その結果、その結果清涼飲料水を一日コップ2杯以上のグループは、一日コップ一杯以下のグループと比較して、全死亡率が1.26倍に増加したと報告されています。
また、循環器疾患による死亡リスクは1.52倍、消化器新患による死亡リスクは1.59倍も上がると報告されています。
死亡率が上がるのは、甘いものは太るから?
この研究で面白いところは、身体活動量、BMI(肥満度を表す指数)、教育、喫煙、食事などの要因の影響を除外しての結果だからであって、つまり、太っている、痩せているなど関係なく「何らかの影響で甘い飲み物が死亡リスクを上げている」と、この研究では報告されています。
甘い飲み物が好きな方もいらっしゃると思いますが、たまに飲む程度にしておいた方が、健康にはよさそうですね。