優柔不断な方へ


こんにちは!今日は意思決定のお話をします。
皆さんは、「これやりたいんだけどどうしよっかなー」と迷ったことはありませんか?

結局やらず、後になって後悔してしまうという方もいると思います。

今日はそんな方たちに、決断力をあげる法則をお話ししたいと思います!


決断力が落ちる原因がある


実は人は、選択肢が多いと決断力が落ちてしまうんです…

色々な実験があるのでお話ししていきたいと思います。


医師に対しての実験


これは、医師のドナルド・レデルマイヤーと心理学のエルダー・シャフィールが行った研究です。

「股関節の痛みを訴える患者さんがいて、先生はあらゆる薬を試しましたが、効果が得られなく、人工関節手術の専門医を紹介し予約を取らせました。」

調査は2グループに分け実施しました。

1つ目のグループは「薬を1つ試し忘れていました。あなたは手術を中止して、その薬を試しますか?」という質問。

2つ目のグループは「薬を2つ試し忘れていました。あなたは手術を中止して、その薬を試しますか?」という質問。

2つ目は投与する薬を選ぶという選択肢が一つ増えただけです。

これだけで、1つ目のグループは約7割の方は「手術を中止して薬を投与する」という回答を得れたのに対して、2つ目のグループは約2割の方にしか「手術を中止して薬を投与する」を選びませんでした。

例え医師などでも私たちは、限りなくシンプルに物事を行わなければ、行動力が阻害されてしまうのです。


ジャムの実験


ある食料品店で行った研究で、輸入ジャムの試食コーナーを作りました。

ある日は6種類のジャムを試食販売し、ある日は24種類のジャムを試食販売していました。

その結果、6種類のジャムを試食販売した日の方が売れました。

これから見ても、選択肢はあまり多くない方が決断力が上がるということが分かります。

他にも色々な研究がありますが、選択肢が多いと決断力は鈍ってしまうのは確実なようです。


決断力を上げるには


今までお話ししてきたように、決断力、意志力を作るには選択肢が少ない方が望ましいです。

例えば、勉強の時、情報をどこから取ってくるかと思い、結局勉強する気が失せてしまう経験などないですか??

様々な参考書や教科書、ウィキペディア、Google、論文サイトなど、様々なところに情報があり、どこから拾ってこようか迷ってしまいます。

現代はモノや情報が豊かになった結果、決断力や意志力は落ちやすい環境になってしまったんですね。

そんな時は、自分の情報収集はこれっ!と1つにしぼっておくのはおすすめかもしれません。

そして、できるだけ正しい情報の載っているところから、勉強する事をお勧めします。

また、選択肢をいくつも考えられるという点では、優柔不断な方はIQが高いのでは?とも言われています。

なので、優柔不断だからといって落ち込むことはなさそうですね。

皆さんも物事をシンプルにし、決断力を上げてみてはいかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です